「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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「性格を直す」とか「病気を治す」というと、積極的な良い感じがしますが、
実はここには、ちょっとした罠があります(ちょっと大げさですが)
これらの言葉の裏側には、強い否定と、自然の流れに逆らう強引な態度が現れているよう…
性格を直すというより、「直る」=強引に直すと軋轢が生まれますが、
性格が自然に直る環境に身を置く、元々の良い性格に戻っていく、
といったような自然な流れがイメージできますよね そして、
病気を治すというより、「治る」=体が免疫力を発揮して、自然治癒するイメージが湧きます!
「す」か「る」、ひらがな一文字で変わるんですねぇ
皆さん、不調がいつの間にか“治る”ような性格習慣してますか
(田野)
まぁ、ホント!子供たちは、わめく、嫉妬する、泣く、いじける、嘘をつく…
気持ちいいくらいに全力でネガティブな感情を表現、爆発させます
でも、それが経験を重ねるごとに、少しずつ落ち着いたり、感情の出し方を
覚えたりして…そうやって成長する子供たちの姿がまたとっても気持ちいい
彼らを見ていると、なんだかネガティブに対する見方が変わってくるような…
誰もが、怒り、嫉妬、不満、不安、寂しさなどを生まれもっている事実!
大人になったからといって、全部消えるなんてことはありません
ただ、処理の仕方が上手くなったり、我慢したり、いい人を装ったり…
うーん、少しはネガティブも表に出していいのでは!? と最近思ったりしますが
(田野)
先日新聞を読んでいて、『お客様の不満がビジネスのヒントになる!!』
という見出しが、目に止まりました。 そこで私は、「そういえば~」と
昨年の住宅内覧会イベントでのできごとが、ふと頭に思い浮かびました。
ある母娘でご来場の方で、イベント会場のキッチンのシンク辺りを手で触りながら、まじまじと
ご覧になっていたのでお声掛けしたところ、つい2~3年前にキッチンリフォームをしたばかりで、
しかも、そのキッチンに不満をお持ちだったのです!
お客様のお話によると、あるメーカーのキッチンなのですが、シンクと天板の継ぎ目の部分に
早くもゴミが入り込み、汚れがしみつき、シンクももう傷だらけになっているとのことでした
「こんなに素敵なキッチンが、こんなにリーズナブルなんだったら、もっとじっくり選んでから
にすれば良かった。2~3年前だとこんなの無かったのかしら?」などと私におっしゃいました。
おそらく、そのお客様のキッチンリフォーム工事を提案・施工した業者の方は、
お客様が分かりやすく納得できるような選択肢を提供できなかったのでしょう!?
お客様の言葉の裏側に、「(業者に対して)もっとちゃんと教えてくれたら良かったのに・・・
分かりやすく教えてくれないと素人は分かるわけないでしょ!」という思いを感じました。
たしかにお客様からみて、住宅のリフォームは価格を含めてまだまだ分かりにくい業界です。
見積りも「現場を見てみないと分からない」と言われ、キッチン一つとってもメーカーの数も多く、
同じメーカーの商品でも数百通りの組合せができ、カタログを見ても分かりにくい状況です
なので、もっとお客様目線で、 ①価格に対する安心感
②商品の比べやすさ、選びやすさ
③商品ごとの価格差への納得感
など、もっともっとお客様に誠実に働きかけなければならないなぁ~と痛感させられ、
イベント接客でのあるお客様の不満から、改めて貴重な気づきをいただきました
現場では本当にたくさんの気づきをいただきます
これらを日々活かして、しっかりご提案していきたいものです
(田野)
“サバメシ”とは、サバイバルフード=災害時を生き延びるための「非常食」の略で、
アイデアと工夫を凝らした非常食を考えることでより身近に、
より積極的に防災・減災に取り組むことを目的としています
実は私、初めてラジオでこの言葉を聞いた時、「鯖飯(さばめし)」かと思っちゃいましたが
仙台では、宮城県沖地震に備え、2006年からこれまで、災害時の食を
通して防災を考えるイベント「サバメシコンテスト」も実施されています。
“45分以内にカセットコンロ1台で作れるもの”が条件で、
多数のレシピが、全国各地から寄せられているようです
“サバメシ”は、いつ起きるか分からない大地震など自然災害による
災害時の、機転の利いた『人が生きるための知恵』でもあります
今回の東日本大震災直後は、電気や水道、ガスといったライフラインが途絶えました
そんな中で、非常食として備えていた食材とカセットコンロを使用し、食を確保することが出来た
という報告が、これまでにコンテストに参加した市民や防災関係者から多数寄せられたそうです
『生き延びるため』の生きたアクション・“サバメシ”
これを通して『新たな防災・減災への知識』を深めることは、災害時に
自分と家族や仲間を守るための重要な対策の一つのようですね!
皆なでより一層これらの意識を高めていきましょう
(田野)
夢を叶えるのに「苦労はつきものだ」とよく言いますよね
よくテレビや雑誌・本で、「成功するまでの苦難」とか
「実は苦しかった過去」…のように語られる数の多いこと
世間は、成功者の苦労話を聞いて安心するのでしょう!
「私の苦労もいつか報われる」みたいに思えるから
ただ、ここで間違っていけないのは、周りからみると苦労でも、
本人にとっては苦労と感じていないかもしれないということですね
ワクワクする夢を持っている人は、途中の壁や困難を辛いとは感じない!
むしろ、周りが想像する以上に楽しくやってるってことが多いようです。
登山家が山を登るように、ゲーム好きな人が、クリアするまでの途中の困難を楽しむように…
「夢は苦労しなきゃ叶わない」という思い込みを捨てた方が良いのかも
夢を描く力があれば、途中の道のりも楽しくてしかたないはずです
イヤイヤやれば、みんな苦労でしかないですが、
夢を描くのも楽しい
道のりも楽しい
叶えるのも楽しい
この『楽しい』の3乗をどんどん実践していけば、道は開けるはずです
(田野)
“お客様のニーズ”とよく言われますが、このことは本当に奥深いです。
「近い方がいい」とか「安い方がいい」とか「簡単な方がいい」とか
「きれいな方がいい」とか「使いやすい方がいい」とか…色々です。
だからといって、そのニーズばかりに意識がいくと、大切なニーズを見逃してしまい、
結果として、お客様との良好な関係を築けないってことにもなりかねませんね
お客様の笑顔の住まいをご提案する私たちの場合、コスト面、デザイン面、性能面、
構造・工法面、健康・快適・エコ、住み心地・・・など様々なお客様のニーズがあります。
長年やり続けてきて蓋を開けてみると、結局安いかどうかはあまり関係のないお客様ばかりで、
おかげさまで、私たちの予想を超えた素晴らしい関係を築けさせていただいてます
それは、なぜかと振り替えってみると、
やはり、“理想の住まいのビジョンをお客様と一緒に描き、ご提案している”からだと思います
お客様が「こんな気持ちで毎日を暮らしてくれたらいいなぁ」「こんな風にお役に立てたらいいなぁ」と、
夢を描き取り組んでいるから、予想していなかったニーズを掘り起こすこともできたような気がします。
目の前の安易なニーズにとらわれることなく、理想のビジョンを描き追い求めることで、
多様なニーズを掘り起こすことができ、お客様の夢を実現できるのだと確信しています
(田野)
“ローマは一日にして成らず”ということわざがありますが、これは、
立派なことやものを成し遂げるには、長い間の努力の積み重ねが必要だということです
何事もコツコツと地道な努力を続けることが大切なんですよね
『健康は一日にして成らず』
どんな治療より、マッサージやサプリメントより、温泉より・・・ やっぱり、
健康に一番効くのは、『毎日の生活習慣=運動・食事・睡眠の3つ』ではないでしょうか!?
そして、これをいかに持続させるかが大事なようです
たとえそれが、一日できなくても次の日にきちんとカバーするとか…
人生、「何かうまくいかないなぁ」「調子悪いなぁ」と思ったら、まずは基本に立ち戻ること
健康は一日にして成らず、
『幸せも一日にして成らず』
年を重ねても、安定した健康、安定した幸せを保っている人はみな、基本がしっかりしていますよね
(田野)
「オートマチック・ミリオネア」、直訳すると“自動的に億万長者!?” 造語かしら
先日、『今年こそお金を貯めたいのですが、どうすれば良いでしょうか?』という主婦の方の
相談とそれに対するあるファイナンシャルプランナーの方のアンサーが新聞に載ってました。
賢くお金を貯める大切なポイントは
①貯めるプロセスを「オートマチック=自動化」する
②使う前にお金を貯める、つまり、「先に貯金して残りを使う」
『ごもっとも!!』な回答ですよね
収入から必ず毎月3万円ずつ積み立てるとか、ボーナスのうちの半分は必ず貯金する!できれば、
そのプロセスも銀行口座から自動的に引き落としてもらうとか、給与天引きなどでも良さそうです。
ダメな例は、お給料やボーナスが入って、色々使って残ったお金を貯金するやり方だそうな…
まずは、自分自身の仕事やお金に関する「価値観」の整理をしてみること!
それが、マネープランやライフプランを始める以前に重要なテーマです
そして、「お金を貯めたい」「増やしたい」と思っている人はたくさんいますが、
一番大切なことは、とにかく“始める”こと、“ちゃんと実行する”ことです。
投資も、「お金を貯めてから」と思っているより、今すぐ
ちょっとでもいいので運用を始める方が効果的なよう
難しくて高度な理屈を積み重ねることよりも、シンプルに“実行”することです
ただ、この単純で簡単なことが中々できないのが現実とも言えますよね
自分の人生は自分しか選べないように、資産運用やライフプランの選択も自分で決めるものです
『お金を貯めるぞ~』と決めたなら、小さく実行してみてその善し悪しを見極めるってのがいいのでは
(田野)
先日読んだある本に、「善の限界」発想と「悪の限界」発想という
普段あまり聞き慣れない言葉とその考え方が書かれてありました。
この2つの発想について、“子育て”に例えて、本には分かりやすく次のようにまとめてあります。
◎「善の限界」発想とは…次から次へやるべきこと、あるべきことを無限に追い求める発想
いい子に育つために、「ウソはつくな」「挨拶はきちんとしろ」「思いやりを持て」「勉強はしろ」
「習い事もしろ」「整理整頓はしろ」「寝る前に歯を磨け」「いい学校に入れ」
「目上の人には尊敬の念を抱け」「○○時には寝なさい」…
というように、色んなするべきこと“善”を際限なく追い求める
◎「悪の限界」発想とは…これだけは守る!これだけはしない!これだけは徹底する!こと
に絞り、最低限のことだけ注力して、後は自由に任せる発想
いい子に育つために、「ウソだけはつくな」だけを守らせて、あとはのびのび育てる
「礼儀・作法」だけは滅茶苦茶厳しく、あとは自由にさせる など
皆さん、どちらが「いい子」の育つ確率が高いと思われますか
“善”の方は、理論的には全て正しい正論ですが、現実には息が詰まります
あれやれ、これやれとやることが増えるばっかりで疲れますよね
(言ってることが正論なので余計に厄介なのですが…)
けど、学校でも職場でも組織ってところは、「善の限界」発想で動きがちになってしまうようです。
そして、あれもやれ!これもやれ!なんでこれやってないんだ!…など、
組織に必ず消化不良感が出てきて、空気が重く、皆なの覇気がなくなるんだそうな…
つまり、「悪の限界」発想の組織の方が伸びる!良い雰囲気になりやすいそうです
その場面ごとのより成果が出る「これ!」を見極めて、絞込み、徹底的にやりきる!
その他のことは、分かっていてもおおらかにやり過ごす… そうすると、
皆なの気分がノってきて、結果的にそれ以外のことも良い方向に向かっていくんですね
「悪の限界」、言葉はちょいワルな感じですが、実はイイ発想なんですねぇ
毎日が“気づき”の連続です!日々精進ですな。。。
(田野)
雪がやみませんねぇ、今日も安全に気をつけて雪掻き頑張りましょう
さて、体調が悪いと、心身ともに凹みやすくなります。
今までは何ともなかった言葉に傷ついたり、ちょっとした出来事にイライラしたり、
無駄に不安がふくらんだり、前向きになろうとしても、おぼれていく・・・
自然体でいたいのに、逆にバラバラになるって感じ
もがくほどに、沈んでいく…そんな時に、色んな人が、優しさでアドバイスをくれるけど何も入らない!
そして、優しさに応えられない自分を責めたり…
でも、そんな風に弱い時こそ、気づくことがたくさんあります
人の温もりだったり、同じく辛い思いをしている人の気持ちがわかったり。
元気な時は気づけなかったことがたくさんあります
だから、人はたまにそんな時があってもいいのでは!?
できれば避けたいけど、深く内省できる時。。。
(田野)
最近、テレビやラジオで“減災”という言葉をよく耳にします。
“減災”とは、地震や津波、台風などの自然災害の被害を少しでも
減らそうとする活動を言い、阪神・淡路大震災後、生まれた概念です。
私たちは、日本に住む以上、様々な自然災害(暴風、豪雨、豪雪、
洪水、火山噴火なども)特に、地震や津波は避けられません
これまで、被害を出さないために万遍なくお金をかけ、保険のような発想で“防災”は行われて
いましたが、いざ災害が発生した被害を全て食い止めようと考えても難しいことがわかってきました。
そこで、ある程度被害の発生を想定した上で、予防を検討していくことが
必要だという問題意識から“減災”ということが唱えられるようになったのです
阪神・淡路大震災から17年、そして東日本大震災から10ヶ月!災害の備えは、
『防ぐ』から『減らす』に切り替わる発想が、さらに加速されつつあります。
「自分だけは大丈夫!」と油断することより、そして、「起こらないように」ではなく、
「起こりうる」を前提に考えた方が、災害に強い社会につながることのように思います
日頃から『自助・共助』を基本に、備えや訓練に取り組んでいきたいですね
(田野)
先日ある雑誌を見ていて、『納得病に気をつけろ!』というコラムに目が止まりました。
「納得した上で実践する」というのは間違っている!つまり、ある程度の
納得は必要かもしれないが基本、それは間違っているというのです。
ちなみに“納得病”とは、自分が納得したことでないと行動できない病気
のことで、意固地な人や素直でない人これにが該当するようです
人は過去の経験の範囲でしか“納得”できないもの!納得したことしか実践しない
のであれば、自分の過去の経験の範囲から出ることができない・・・ということは、
その人の成長のスピードが著しく鈍くなるのだと、そのコラムには書かれてありました。
納得しないことを言われると人は、多少「ムカッ」と思うことがあると思います。
ですが、それを乗り越えて実践して腑に落ちることによって、その人の
キャパシティーが広がりと深さが出て、成長していくものだと思います
“納得病”は、誰にでもあり、注意が必要なようですね
納得したことしかできない自分になっていませんか?
皆さんの周りに、自分がやってもいないのに、人の提案を否定
ばかりする“納得病”にかかっている人はいらっしゃいませんか
(田野)
今週に入って全国的に寒い日が続いています。路面も凍っていることが多いので
車の運転はもちろんのこと、歩行時も十分な注意が必要ですね ところで、
1902年の今日、北海道・旭川で-41℃という日本最低気温が観測されたそうな
これは、鉄の釘が打てるくらいバナナがカチコチに凍るほどの寒さだそうですよ
さて、自分が未熟であることを認め、受け入れられてる人は強いです
なぜなら、
素直になれるから
謙虚だから
他人から学ぶから
成長力があるから
未熟なことを認めるのと自信を失うのとをごっちゃにしてはいけません。
未熟だからこそ、のびしろがあるんです
未熟だからダメだ、何もしない、できない!ではなく、
未熟だからこそ、
学べる
成長できる
ワクワクする!
未熟さをプラスに活用していきましょうよ 成熟した人間なんて一人もいませんから
(田野)
錦織選手の全豪テニス8強入りの快挙、素晴らしいですね
彼は、早くから海外に渡り、言葉の面でも精神の面でも問題なく外国の試合環境に
うまくとけ込んでいます。徹底した体調管理で躍進してきた彼ですから、
“優勝”を目標にまずは次の試合、ベストを尽くしてもたいたいですね
さて、現状から脱却する(環境を変える)時に、現状が嫌だから脱却する!という
のと、新しい道にワクワクするから脱却する!のとでは、雲泥の差があります。
結果に明らかな差が生まれるのです
後者の方がうまくいく確率が高く、もっと言えば、前者は失敗する確率が高いです
前者の脱却は、逃げでしかない!仮に嫌だとしても、
逃げるのではなく、“だからこそ自分ができること”を探す
自分ができることを一生懸命やっていたら、自然と新しいワクワクする道が見えてくるでしょう
前進か後退か!は、自分次第なんですね
(田野)
先日新聞を読んでいると、武蔵野大教授の原研哉氏が「家」について、次のように言っておられました。
「人口減少と少子高齢化が進む中、最近の元気な高齢世代には、老齢という意識が相対的に薄まり、
大人たちが個々の原理原則を携えてゆっくりと人生を仕上げられる社会が到来するかもしれない。
明治の頃に質に入れた“日本の美意識”を未来に活用する!そうすることが、自分たちの
誇りや幸福のみならず、世界においても好ましい文化貢献ができるのではないか。」 と。
私たち日本人は皆な、うっすらとそう気づき考え始めているんでしょうねぇ
『住まい』において、テレビやスピーカーは壁化し、照明やセンサーは環境化しています。例えば、
玄関で靴を脱ぐ習慣のある日本人にとって、そこには床と身体が直接触れ合う状況があります。
脈拍・体温・体重・血圧などの身体情報を床が感知し、身体が環境と
対話を始めるようなイメージも、もはや荒唐無稽とは言い切れません!
繊細・丁寧・緻密・簡素・清潔・・・といった“日本の美意識”は、テクノロジーの最先端で
機能するはずですから、お風呂やトイレは更に進化し、快適環境の水準を上げるでしょう
そして、ITを使って電力の需給を効率的に行う“スマートグリッド構想”の基点は、
『住まい=家』であり、便利で省エネの電気自動車が家の一部になるような・・・
一人乗りのクルマが直接戸口から出入りする!そんな時代もそう遠くなさそうですね
日本の『家』は、もはや画一的に供給されるものでも不動産価値でもありません
成熟社会という新たな市場と産業の交差点でさらなる進化を始めているんですね
(田野)