「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先日読んだある本に、「善の限界」発想と「悪の限界」発想という
普段あまり聞き慣れない言葉とその考え方が書かれてありました。
この2つの発想について、“子育て”に例えて、本には分かりやすく次のようにまとめてあります。
◎「善の限界」発想とは…次から次へやるべきこと、あるべきことを無限に追い求める発想
いい子に育つために、「ウソはつくな」「挨拶はきちんとしろ」「思いやりを持て」「勉強はしろ」
「習い事もしろ」「整理整頓はしろ」「寝る前に歯を磨け」「いい学校に入れ」
「目上の人には尊敬の念を抱け」「○○時には寝なさい」…
というように、色んなするべきこと“善”を際限なく追い求める
◎「悪の限界」発想とは…これだけは守る!これだけはしない!これだけは徹底する!こと
に絞り、最低限のことだけ注力して、後は自由に任せる発想
いい子に育つために、「ウソだけはつくな」だけを守らせて、あとはのびのび育てる
「礼儀・作法」だけは滅茶苦茶厳しく、あとは自由にさせる など
皆さん、どちらが「いい子」の育つ確率が高いと思われますか
“善”の方は、理論的には全て正しい正論ですが、現実には息が詰まります
あれやれ、これやれとやることが増えるばっかりで疲れますよね
(言ってることが正論なので余計に厄介なのですが…)
けど、学校でも職場でも組織ってところは、「善の限界」発想で動きがちになってしまうようです。
そして、あれもやれ!これもやれ!なんでこれやってないんだ!…など、
組織に必ず消化不良感が出てきて、空気が重く、皆なの覇気がなくなるんだそうな…
つまり、「悪の限界」発想の組織の方が伸びる!良い雰囲気になりやすいそうです
その場面ごとのより成果が出る「これ!」を見極めて、絞込み、徹底的にやりきる!
その他のことは、分かっていてもおおらかにやり過ごす… そうすると、
皆なの気分がノってきて、結果的にそれ以外のことも良い方向に向かっていくんですね
「悪の限界」、言葉はちょいワルな感じですが、実はイイ発想なんですねぇ
毎日が“気づき”の連続です!日々精進ですな。。。
(田野)
PR
この記事にコメントする