「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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民主党の看板施策の一つの『高速道路無料化』の社会実験で、
対象区間の事故が急増していることが、国交省のまとめで分かりました
まっ、その代わり(並行する)一般道では事故が減少している
ようなので、今後検証を急ぐ方針とのことですが…
昨年6月28日に始まった無料化の社会実験の対象は、道央、
八戸、中央、高知、東九州自動車道など全国37路線・50区間!
12月末までの約半年間の人身事故等の発生が、前年同期に比べ急増
そして、対象区間の1日当たりの交通量は期間中、実験前の約2倍にまで増え、
京都や西九州自動車道では連日渋滞が発生しているそうな…
渋滞すれば利用者からも苦情が出るだろうし、高速道路と競合する
鉄道やフェリー会社の経営にも打撃を与えているようです
たしかに無料化は、流通コストの低減や地域経済の
活性化など、地元にとって好都合かもしれません
ですが、前述した渋滞問題や公共交通機関への影響以外にも、
排気ガスや高速道路の維持費問題など多くの課題があります
国の財政赤字が深刻化し、旧道路公団等の借金も残る中、高速道路料金で大盤振る舞いを続ける
今の内閣の姿勢は、民衆の人気取り?“ポピュリズム”の典型のような気がしてなりません
『土日祝日千円走り放題』を柱とする料金割引制度の拡充も、近く正式決定するのかと思えば、
20日には岡田幹事長が、「渋滞してまで料金を下げる必要は無い。見直しが必要だ!」と述べたり、
もうどうなっているのかしら 無料化や割引を拡充する財源は私たち国民の税金です
そんな財源があるなら、需要の高い首都圏環状道路の整備や、片道一車線の
危険な路線の拡張に使った方が、よっぽど有効なのではと思ってしまいます
(田野)
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