「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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スギやヒノキを製材する際、材木に使えない樹皮部分ははぎ取られます。
この樹皮を有効活用した植物栽培用の人工土壌ボードの開発が今進んでいます
樹皮には殺菌力があるため農薬要らず!軽くて強くて、
ビルの壁面などの様々な場所で活用できるのだといいます
まさしくエコですよねぇ
ヒノキなどの樹皮はかつて「植物の生育に有害」とレッテルを貼られ、
焼却処分されることが多かったそうな…
確かに、それらの樹皮には植物の生育を阻害する成分が含まれています。
また、繊維が強い上、殺菌作用のあるチモキノンなどを含むため、
そのままでは腐敗しにくく、堆肥(たいひ)になりにくいのだそうです。
ところが、この殺菌作用に注目し、1970年代後半、「腐らない殺菌力を生かすことで、
農薬不要の土壌材が作れるのでは」と考えられるようになりました
そして、10年以上も改良を重ね、表面にミネラルや養分を補う特殊加工を施し、
植物栽培に適した人工土壌の開発に成功したのです
さらに、この人工土壌を扱いやすくしようと「ボード化」したのが、今から約5年前!
商品のサイズは、45㌢四方で、厚さ4.5㌢で、同じ体積の土に比べ約8分の1(約4キロ)
とのこと!屋上に敷き詰めたり、垂直の壁に固定したりできる“すぐれもの”
色々な形に裁断できるようにして、用途もどんどん広がっているようです。
ボード化により、建物密集地などでも手軽に緑化ができるようになっています!
様々な場所で植物の癒しを受けられる~これもecoライフですね
(田野)
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