「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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先日新聞に「世界初!ウナギ産卵場所を特定」という記事が掲載されていました
ウナギは海で産卵・孵化を行います。
サケと逆で海で生まれ、レプトケアファルスという柳の葉のような形の幼生で、
海流にのってやってきて、日本付近になるとシラスウナギになり、川を上るのです。
ちなみに、私たちの食卓をにぎわす養殖のニホンウナギは、河口付近でシラスウナギ
の稚魚を捕まえて生育したもので、卵から養殖しているのではありません
ウナギは私たちにとって身近な魚ですが、生態に関しては謎に包まれていました。
そんな中、東京大学海洋研究所の研究グループが、
ニホンウナギの卵の採取に世界で初めて成功したのです
同研究所の塚本教授は、“ウナギの研究”にのめり込んで約40年!
2年に1回ほど調査船に乗り込んだが、思うような結果が出ない…
1回の調査航海で数千万円かかるので、かなりのプレッシャーだったそうな・・・
それでも、2006年には生後2日のウナギの仔魚(こども)を数百匹捕獲し、
だいたいの産卵場所を特定していました。(新聞やテレビで報道されていましたね)
そして、今回の卵の採取場所はグアム島の西方海域!
水深約160㍍前後から直径1.6㍉、受精後約30時間の卵が31個とれました。
長年の謎とされてきたニホンウナギの詳細な産卵場所が特定されたのです
産卵環境が詳しくわかれば、完全養殖の実用化に向けて弾みがつくといいます
塚本教授の次なる目標は、“産卵シーンの撮影”で、
今後さらなる未踏の領域に挑もうとしています
『男のロマン』ってやつですか
最後に、ウナギを使った料理で最も一般的なのは「蒲焼き」ですが、
愛知名物?のウナギ飯で「ひつまぶし」ってありますよね!
あれを見ると、いつも『ひまつぶし』と読み違えるのは私だけでしょうか
(田野)
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