「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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どちらが正しいかをはっきりさせるのは「白黒をつける」、それとも「黒白をつける」でしょうか

両方とも正しく、辞書に載っています!
ただし、『白黒』は「しろくろ」、『黒白』は「こくびゃく」と読みます。
『白黒』は和語で、『黒白』は漢語なのです。
昔、中国から伝わって日本語となったのが漢語で、
漢語が取り入れられる前から日本にあった言葉が和語です。
堅苦しく響く漢語に対し、和語は柔らかい感じがしますね

水に溺れ、火に焼かれるほどの危険も恐れずに頑張る覚悟を示す「水火も辞さない」も、
「たとえ火の中、水の中」と言い換えると、ぐっとくだけた感じになります

雨風(あめかぜ)と風雨(ふうう)、凸凹(でこぼこ)と凹凸(おうとつ)、
裏表(うらおもて)と表裏(ひょうり)、右左(みぎひだり)と左右(さゆう)、などなど…
これらも、和語と漢語で順序が逆になっている例です!
一方同じ漢字で、和語と漢語の両方の読み方がある言葉があります。
『年月』~としつき・ねんげつ~がそうです。
また、その中でも読み方が違うと意味が変わるものもあります。
『生物』~なまもの・せいぶつ~ のように!
すっごく面白いですよね

同じ漢字で違う読み方がある言葉などを探して、家族で遊んでみましょう

(田野)
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