「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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先日車中のラジオで、“生物多様性”関連の“深海の生物”についての話をしていました。
地球表面の約70%、平均水深約3800㍍、地球最大の生命圏の『海』。
中でも、一般的に海面下200㍍より深い海を指す“深海”は、
海面面積の約80%を占め、暗黒、高圧、低温、広大かつ過酷な世界!
太陽光が届かないため、表層とは環境や生態系が大きく異なります。
現在でも、大水圧に阻まれ深海探査は容易でなく、潜水艇を
保有する国も数少ないため、深海のほとんどは未踏の領域なのです。
そんな中で唯一、水深6500㍍の「超深海層」まで行けるものは、なんと日本製『しんかい6500』
地震などの多い日本では、やはり海底の研究をする必要性が他国より高いんだそうです。
人類が海の最深部に到達するのは、宇宙に行くよりも困難とされ、
深海は、地球最後の“フロンティア”なんですって
にもかかわらず、懸命に生き、繁栄している生物たちが深海にはたくさんいます。
子供の頃、チョウチンアンコウやクモヒトデなど奇妙な
格好をした深海魚たちを図鑑で見た記憶があります
調査技術の進歩に伴い、彼らの生態も次第に明かされつつあるようです。
(彼らは私たち人類の存在を知らないのでしょうね~)
ただ、驚くことに深海潜水艇からの映像を見ると、人間が出した『ゴミ』が結構沈んでいるそうな…
プラスチックバッグ、マネキンの首、冷蔵庫やタイヤなんかも…
ちょっとがっかりしますよね~
人間の侵入を拒み続け、ほとんど知られていない異次元スペース!
そんな深海の住人たち、それはそれで、彼らにとっては平穏な暮らしなのかもしれません。
そんな彼らの生態系に影響を与えるかもしれないことを、
私たち人間はし続けているんですね。。。
夏に海水浴に行って、軽い気持ちで海にゴミを捨ててしまったら、
そのゴミは分解もされずに流れ流れて深海にまでたどり着く…
その事実を、私たちはもっと真剣に考えていかなくてはいけないのかもしれません
(田野)
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