「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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先日、新聞を読んでいて、
『なぜなに、日本語』
という面白い記事を見つけました!
それは、「いい加減」って良いことなの、悪いことなの?ってことでした。
例えば、『お湯はいい加減だ』、『君はいい加減なやつだ』、と同じ「いい加減」という言葉なのに、
前者は良い、後者は悪い意味ですよね。
「いい加減」はもともと、「ちょうど良い程度、適度」を指す名詞で、これが、良い意味として使われます。
お風呂でいえば、熱くもぬるくもない「いい湯加減」!
でも、熱い湯が好きな人にとってはちょっと物足りなく、
見方を変えると中途半端でどっちつかずの程度とも言え、そんなところから、
「大ざっぱ、無責任なさま」(形容動詞)といった悪い意味が生まれたらしいです。
他にも「いい加減」には副詞として「かなり、相当(不満な気持ちを込めていう)」という意味もあります。
「いい加減疲れた」などがそれです。
また、両者はアクセントの違いで区別されてます!
良い意味の場合は「いい」と「加減」に分けて最初の「い」と最後の「げん」にアクセントをつけて
高く言います。
悪い意味の場合は「いいかげん」とアクセントをつけずひとまとめに平たく言います。
日本語って難しいですね
もともと良い意味だった言葉が悪い意味のニュアンスに転じるんですから…
「適当」という言葉なんかも同じように使われますもんね!
良い意味は「ふさわしい、ぴったり合っていること」、例えば試験で『適当な言葉を入れなさい』、
一方『あの人は適当な人だよね』といえば「その場しのぎの、いい加減な」人のことをいいますよね!
言葉にはたくさんの意味がありますから、その意味をよく理解して、使い方を間違えないように
気をつけなきゃいけないですね
住宅の打合せ時においても、念入りに言葉のやり取りをして、「行き違いがあった!」
なんてことは、絶対に無いように心掛けています
(田野)
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