「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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住宅リフォームの訪問販売に関するトラブルが急増しています
国民生活センターによると、2005年に社会問題となった後、いったん下火になっていましたが、
昨年以降、認知症の高齢者を中心に被害が再燃しているのだといいます。
全国の消費生活センターに寄せられた相談は、05年度の9936件をピークに、その後は減少して
いましたが、09年度は前年度比8%と再び増加に転じ、今年も9月までで12%増えているそうな…
兵庫県の80代男性は今年5月までに、屋根の葺き替えや外壁の塗装など、
業者に言われるがままに不必要な工事の契約を6件結ばされ、
その契約金額は計約1300万円! 男性は認知症でした
他にも、独り暮らしの認知症の女性が、04~09年にかけての相次ぐリフォーム工事で、
総額なんと4700万円もの代金を支払ったという例もあります
こうした認知症をはじめ、判断能力が不十分な人が契約させられるケースが目立ちます
【悪質な訪問販売業者の手口はこうです】
床下の点検をして、「床下に湿気が多い。このまま放置していると、地震がきたら家が壊れる!」
「屋根がはがれている」と言って訪ねてきた業者に点検を頼んだら、「このまま放置していると、
台風がきたら屋根が吹き飛んでしまう!」「早めに直したほうがいい!」と次々と…
何とか家を保たせたいという気持ちで、つい契約をしてしまうのです。
特に独居の認知症の高齢者などは、被害の表面化までに時間がかかるようです
成年後見制度の活用などはもちろん、地域ぐるみの取り組みで、被害の拡大を防ぎたいですね
(田野)
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