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「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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 私たち人間は、日常生活において、声を出すことで苦しみをまぎらわすことができます。
何かにぶつかった時に「痛い!」と叫ぶのは、声に出すことにより、痛みが弱まるからです。

叫ぶことでもっと痛くなるなら、誰も叫んだりしません!

 また私たちは、弱気な言葉を発することは、不幸や失敗を呼び寄せるので避けようと考えます。
それでもつい、「疲れたぁ」「困ったぁ」「どうしよう」などと言ってしまうのは、それが気休めになるからです。

 先日、『禅』の本を読みました。

声に出して言葉を発すると、脳の言語中枢が強く刺激され、
悩みの中枢の興奮が治まり、悩む程度が少なくなるそうな…

声を出すだけでも苦しみを軽減させるわけですから、声に“元気が出る言葉”を
のせれてあげれば、言霊の力で効果が何倍にもなるというのです。

「やるぞ!」「頑張るぞ!」という言葉は、声を出す作用と、
言葉が持つ作用との相乗効果で、心を活性化してくれます!
NEC_0612.jpg
 とにかく前向きの言葉を発しましょう。

そしてその言葉は、自分の耳から入れば最善で、
声に出さなくても心を活性化するようです。

「よしっ、やるぞ!」と気分を引き締め、前向きにし、
戦闘に備える!困難に立ち向かう!

そして、ここでちょっと癒しの言葉を…

  『責めず、比べず、取り合わず』

何かがあって、自分を責める気持ちが浮かんだら、「自分を責めず」と
言い聞かせ、 人と比較する心が浮かんだら、「比べず」と口ずさむ。

また、妄想につきまとわれたら、「取り合わず」と言い聞かせ、
5秒間、「取り合わないぞ」「取り合わないぞ」と我慢します。

そうすれば、嫌な思いが不思議と消えていくのだと、禅の本に書いてありました。

さっそく私も、先の「やるぞ!」「ファイト!」という短い言葉を発したり、
『責めず、比べず、取り合わず』を口ずさむ習慣をつけてみようかと思っています。

最後に、スポーツをすることで脳の運動関連中枢を刺激しても、悩みの軽減効果があるようです。
毎晩ジム通いしている私が、他人より悩みが少ないのはそういうわけか…


(田野)

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