「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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「うわさ」は、言いふらした犯人が判明する場合もありますが、『風評』というのは、
風がどこから吹き出したのか分からない…出所が不明なことが多いですよね。
そして、良いうわさはあっても、良い風評はありません。
「風評被害」「風評が立つ」など、その内容はたちが悪いのです。
なので、うわさは信じて良いこともありますが、
風評は簡単に信じてはいけません。
ちなみに、「○評」関連でいうと、どちらかというと良い評判は「世評」と
呼ばれ、また、今度の日曜日は統一地方選後半戦の投票日ですが、
選挙戦でしばしば広まるのは「下馬評」です。
これは、昔、主人が馬を下りる場所(下馬先)で、お供の者たちが
あれこれ情報交換したのに由来しているそうな・・・
さて今、福島第一原発の事故で風評被害が広がっています。
被災地周辺の野菜や牛乳が敬遠され、
がれきの受け入れで苦情が殺到しています。
子どもへの差別的な言動、福島県民のホテルなど宿泊拒否や、福島ナンバーの車両に
対しての駐車拒否・給油拒否が起きていて、ナンバープレートを変えざるを得ない状況など…。
これらは全て、放射能への誤解や過剰な警戒が原因で、差別や偏見が発生しているようです。
今、被爆の危険を顧みず、原発事故の処理にあたる人たちがいます!そして、被災地の復興の
ために、子どもからお年寄りまで一人ひとりが「自分にできること」を一緒に取り組んでいます。
皆なが被災地、そして日本の復興を心から願っている中、このような行為は
同じ日本人として、人間としてとても恥ずかしく、本当に残念に思います。
被災地は、地震、津波、原発事故、農産物出荷停止に加えて風評被害!
『五重苦』です。 辛い時に受けた心無い仕打ちは、胸に深く刻まれて残ります。
政府や行政は冷静な対応を呼び掛けていますが、
国民の側からすれば、正確な情報がほしい!ってなるし…
どちらにしても『風評』は広めず、惑わされず!ですね。
(田野)
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