「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
来月の7~10日にアメリカで行われるゴルフのメジャー大会・マスターズに、
日本人アマチュアゴルファーとして初めて出場する予定の松山選手(東北福祉大1年)に対し、
大地震直後、出場辞退を求めるメールなどが届いてるとの記事が新聞に掲載されていました。
有事の際には、スポーツは二の次になり、被災した方の感情や公平性を配慮して、
イベントそのものが取り止められたり、参加を自粛することが多いです。
やむを得ない場合もありますが、必要以上に“自粛ムード”が強くなり過ぎるのも、
日本全体にとってあまりいいことではない!と個人的には思います。
被災地での開催でもなく、ましてや世界中の競争を勝ち残って得た出場資格なのだから、
堂々と競技に参加した上で、一人の日本の若者として、世界中の人々に、今回の震災のことを
伝えてほしいし、被災地の方々に勇気を与えるプレーをしてもらいたいと私は思うのです。
ですが、世の中には色々な考え方があります。
松山選手に辞退要請のメールを送った人は、たぶん被災者の方々ではない人でしょう。
震災でたくさんの人が心を痛めている中、スポーツなんてすべきではない!
と思う人も、やっぱりいるんだなぁと記事を読んで思いました。
こういう状況下、松山選手はどんな決断を下すのかと心配していましたが、
彼が、マスターズ出場を決断したと後で知り、正直ホッとしました。
「胸を張ってプレーしてきてほしい」や「出なかったらアメリカの人も悲しむ」
などと300通もの、ほとんどが出場に肯定的な内容のメールやファックス
が大学に届き、それが彼の出場決断の後押しとなったそうな…
どんなスポーツでも、選手にとって最大の不幸は、
努力しても結果が出ないということではなく、
チャンスそのものが与えられないということではないでしょうか!?
決して競技に集中できる環境ではないでしょうが、
ぜひベストを尽くして頑張ってもらいたいですね!
元気に一生懸命やっている姿が、被災者の方々の元気につながると思うから・・・
(田野)
PR
この記事にコメントする