「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今回の震災対応で感じられることは、「中央集権的なリーダーシップの限界」です。
菅首相を始めとした政府の方々は、当然必死に対応を協議し各関係機関に働きかけていると思います。
ですが、ここまで政治家主導が徹底してしまうと、情報収集→協議→決定→実行のプロセスに
多大な時間的ロスが発生してしまいます。 過労や専門性の欠落による判断ミスも発生するのでは?
リーダーには「決断力」を切に望みます!しかも迅速な。
今回の政府の対応は、後手後手にまわり過ぎてます。
そして、“危機管理”で大事なのは、
『熱湯に触れた瞬間、考えるよりも先に手が動く』という発想ではないでしょうか!
「人・物・金・情報・医療」など様々なジャンルの“迅速な調達”に尽きると思います。
ただ、この膨大な情報や作業を一部の人間で管理操作しようとしても自ずと限界があります。
被災地に物資を送りたくても、現地では物資を集配・コントロールする機能が無いのでうまくいかない!
中央の指示待ちとか、県・市から要請が無いと供給できないなどといった弊害も出てきます。
様々な分野で、民間のノウハウと組織力を活用するシステムを構築しておけばいいのでは?
例えば、物資の集配・コントロールが国内で一番優れているのは、○○急便や○○運輸などの
宅配専門業者です。 また、人材派遣、PC機器やネット環境の整備・配置やTV・ラジオの情報提供、
そして原発の放射能漏れ事故の問題などなど、専門の業者がたくさんあるじゃないですか!
そのシステム構築のための財源は?
「○○税」の導入でしょうか~そのためなら国民は、喜んで納税に協力すると思います。
日本には各分野の専門家として素晴らしい人材・宝があります、その人たちにプライドを
かけて準備してもらい、本気を出せば素晴らしい発想が出てくるでしょう!
考えてから手を引いていたのでは大やけどをしてしまいます。 考える前に手を引く機能!
やけどの治療方法は後から考えても遅くありません、とにかく軽度に抑えることが肝要では!?
これから被災地では、長い復旧作業と、もっと長い復興作業が待っています。
頑張れと言われても、どう頑張るかわからない状況でしょう。
毎日を自分ができる範囲で生き抜くのが精一杯の被災者の方々を、日本全体で支えましょう!
気持ちを強く持って前向きに…
(田野)
PR
この記事にコメントする