「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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日本には「腕時計の針を電車の到着時刻で合わせられる」
ほどの秩序があり、何事も予測がつく安心感があります。
そんな私たち日本人が先が読めない大混乱に直面し、それでも
子供の頃から教えられた道徳を守り抜こうとしています。
“我慢”が大切というものです。
大地震に見舞われた日本人の姿を、欧米メディアは、「自分の身を守るより、棚から
落ちる商品を必死で押しとどめようとする店員の姿に“ひそかな献身”を見た」と書きました。
もし、我慢や献身が今も日本人の美徳だとすれば、それを
一番失わずにきたのは、東北地方のお年寄りたちだと思います。
大津波はそんな人々の慎ましい生活を奪い去りました。
「物言わぬ」と言われる人たちは、避難先で救援物資の遅れや
政府の対応の悪さに、怒りや苛立ちを顕にすることはありません。
もう我慢しないで下さい!
今生きている人たちが、生き残ったことを後悔しないで、
頑張って生きていこう!って思うためには元気が必要です。
元気になるためには、生きるための最低限じゃ難しいと思います。
お風呂に入れなくて、顔が洗えなくて、
顔がカサカサになってるんじゃないでしょうか?
下着を替えれてるんでしょうか?
水や食料、電気や燃料は、生きるためにはもちろん絶対必要!
ですが、きれいな下着、化粧水で顔を拭くこともとても大事です。
お風呂に入りたい!洗濯もしたい!音楽も聴きたい!本も読みたい!
自転車に乗りたい!学校に行きたい!話し相手がほしい!そして、安心して眠りたい!
被災者の皆さんが元気でいてくれることが、私たちの幸せです!
私たちが元気でいることも、きっと被災者の皆さんの幸せだと信じています。
皆なが毎日元気に生きて、日本全体を早く明るくしたいものです!
(田野)
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