「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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米ニューヨークのシンボル、“エンパイアステートビル”(高さ443.2㍍)で、
6,514枚もの窓ガラスを全て入れ替える作業が今進められています!
これは、断熱効果を高め、省エネを図るのが目的です
我が国の“住宅版エコポイント”制度だと、何ポイント分になるのかしら
最大30万ポイントを、軽~く上回ってますよね
1931年完成の同ビルでは、空調システムの交換作業も既に行われており、
これらを合わせると年間38%の節電になるというのです
現在、同ビルの5階の一室に設けられた作業部屋には35人の職人が、
夜のうちに窓から外された二重ガラスの分解と洗浄、再加工に精を出しています。
ガラスの間に紫外線などを遮断するフィルムを入れ、断熱効果のあるガスを注入するのです。
摩天楼で知られるニューヨークでは、電力消費の8割がビルによるものと試算され、
中でもこのビルの場合、4万人が家庭で使う量を消費しているそうな…
そこで昨年4月、2000万ドル(約16億8千万円)を投入する大規模な『省エネ作戦』が
始まったのです! ガラスの入れ替えが、その中核で、
加工後は約4倍の断熱効果でビル内の温度が保たれるのです
『省エネ作戦』が完了する2013年に、年間440万ドル(約3億7千万円)のコスト削減に
つながると見込んでいます
さらに、二酸化炭素排出量は、今後15年間で、乗用車1万7500台の
年間排出量に相当する10万5000㌧も減る予定とのこと
なお、ニューヨーカーや観光客を楽しませる、同ビル上層階の華やかなライトアップは、
これからも続けるそうです
良かった、良かった
(田野)
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