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「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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最近、二世帯同居を考える人が増えています!

先日のイベントでも『将来二世帯住宅を考えているんです!』
とおっしゃる奥様(30代)が来場され、間取りなどの相談を受けました。

ただ、私が最初にお伝えしたのは、
ご家族皆なで事前の話し合いをできるだけシビアにすることが大事だということです。

一言で『同居』といっても、近くで別々に住んでいた親子が、家を建替えて一緒に暮らし始めたり、
あるいは、地方で暮らしていた両親が一人になり、都市部で暮らす子供のもとに身を寄せたりする
ケースなど様々です。

早い段階から計画的に準備を進めている場合は比較的うまくいきますが、
双方とも準備や心構えがないまま同居するとトラブルが多いとききます

親を受け入れるためには部屋を提供しなくてはなりませんし、生活時間や食べ物の違い、
コミュニケーションの問題もあります。

最初はお互いに気を使っていても、そんな緊張した暮らしがいつまでも続くわけありません

親の方は、環境の違いからストレスを感じやすくなるでしょうし、
子世帯夫婦の方は親の過干渉に苦しむなど、これまたストレスの原因になるので注意が必要です。

建替え同居の場合、『お母さん、今の家を新しくして一緒に住まない』と言われれば、
親の心は動きます。
建築費の一部を負担すれば可愛い孫とも一緒に暮らせ、子供が老後の面倒を見てくれて安心…
そんな思いもよぎります。

けれど、現実は中々思うようにいかないようです。

嫁姑の関係が悪化して、孫と接触させない例もあります

また反対に、親子関係が良好なだけに寂しい思いをされる方もいるようです。
子供が子供の家族だけで外出する時は取り残されたようで、
『一人で暮らしていた時より寂しさがこたえる』と感じてしまいます。

そこで、より良い『同居ライフ』を送るために事前の話し合いが必要なのです

例えば、

  ①同居をした場合の「良い点」と「悪い点」をしっかり把握する。
  ②その「悪い点」がお互いにとって我慢できるかを慎重に見極める。
  ③生活のリズムの違い、価値観の違いをお互いに認識する。
  ④同居に求めていることが何か?イメージをすり合わせる。
  ⑤実際の生活をイメージして新居の間取りを考える。
  ⑥生活の基本的なルールや分担を決める。

ちなみに、私の経験から二世帯住宅の場合、お風呂や洗濯スペースが一緒でも、
LDK(特にキッチン)は各世帯専用のスペースとなる間取りをおすすめしています

食事は、毎日・毎食のことですし、それぞれの世帯に来客があっても、
一方の世帯に気兼ねせずに済みますから・・・

そして、何よりも『なんとかなる』と同居を始めるのではなく、
家族全員で、お互いの不安を全て洗い出すくらいの勢いで、真剣に話し合うこと!
それが大切ですね


(田野)

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