「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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地震被害の惨状がわかってくるにしたがって、また、マグニチュードが正式には
9.0ということで、今回の地震が千年に一度の超巨大地震だということがわかります。
地震の規模、津波の威力、防波堤の決壊、道路や橋の崩落、ライフラインの崩壊、
そして、原発の放射能漏れなど、「今までとは違う」想定外?のことばかり…
専門家は、『想定外』という言葉をよく口にしますが、それでは済まない状況なんです。
それぞれの分野でどこまでの専門家なのか、疑問に感じ、不安で憤りさえ覚えます!
そんな中、防災訓練を受けていても怖いはずなのに、誰もパニックに陥る人がいない…
凍り付くような恐怖の前で被災者の方はとても冷静で落ち着いている!
自分の仕事に集中し、連絡を取り合ったり、すぐさま周りの人たちの救助にあたったり…
だからこそ、避難が遅れて命の絶たれた人が何千人もいる辛い現実があります。
来週開催されるであろう選抜大会の高校球児たちも救援活動に勤しんでいます。
壊滅的な被害を受けているのに、叫び声や不満の声が聞こえない…
人々は『復旧を願うだけ』と明日を語り、誰のせいにもしない。
どんな危機状態でも協力する共同体意識が強い!
他人に迷惑を掛けてはいけない、降りかかってきたことを宿命と受け入れる国民性。
数百人が避難したある広場でも、男性は女性を助け、ゴミ一つ落ちていなかった。
わずかに営業しているスーパーの前に住民が整然と行列をつくり、便乗値上げもない。
停電で道路の信号が消えても、車は譲り合って走行している。
駅の階段で座って待つ人の列が自然と両端に寄り、中央を通る人のために空けている。
全てが整然と行動し、街の秩序が保たれている!
暴動も略奪も犯罪も何も起きそうにない安全な国・日本。
この姿が世界の共感を呼び、国際的支援にもつながってきています。
政府が、震災復興の財源に充てるため「子ども手当」と「高速道路無料化」の中止を検討し出しました。
いっそのこと「高校無償化」の中止も検討したらどうかとも思いますが…
92時間ぶりに助かった75歳の女性がいます、まだまだ諦めてはいけません!
日本人はここで不屈の精神で立ち直り、今こそ世界に日本の実力を見せる時でしょう。
(田野)
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