「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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先日、“ごとたくさん”こと絵描きの後藤琢也さんが雑誌で、興味深いことを語っていました。
「最近の子供たちは、描きたい絵を描いているのではなく、
先生や親や周りの大人が気に入る絵を描いている」と。
そうなんです
子供たちは最初は、描きたいものを描きたくて描いていたはずなのに、
いつの間にか『評価』を気にする絵になってしまっている…
評価を気にしている絵は、正直、見ていてワクワクしませんよね
描きたくて描いたものには、やはり内から沸き上がるエネルギーが
込められて、魅力的になることが多いのだと思います
これは、「絵」だけでなく、他のあらゆる世界で言えることなのでは!?
「人を喜ばせたい」などというエネルギーも、内からくるもの
でしょうし、人の評価を気にしていては何もできませんから
後藤さんは、息子さんに絵を教えないといいます。「教えない」というより「引き出す」のだと
「テクニック」を教えるのではなく、例えば、「今日は、オリジナル動物園を描こう!」といった
ようなワクワクする「企画」を投げたりして、毎回息子さんが目を輝かせるような企画を提案し、
息子さんと一緒に盛り上がる!といった感じでやってるそうで、そうすると、
出来上がった作品たちは、周りの皆なを感動させるものに仕上がるんだとか
そこには、子供たちの内からほとばしるエネルギーがある
子供たちの頭の中で展開していく独創的ストーリーが、そこに表現される!
「教育」というのは、そういったものを大事にしていけたら良いのでしょう
あらゆる物事の指導者は、『教える』ではなく、『引き出す』なんですね
(田野)
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