「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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先日、農家のあるご夫婦が『お礼肥え(おれいごえ)』する風景を撮ったテレビ番組がありんした
お礼肥えとは、収穫後に作物を育ててくれた土に感謝の気持ちを込めて堆肥を与える
作業のことをいい、土は再び地力を得てまた新たな作物を育ててくれるのです。
昔のお百姓さんは、田畑から作物をいただいた後にお礼肥えをする
~そんな自然に対する“畏敬と感謝の念”を持っていたといいます。
最近は、技術だけは一丁前で農業の生産性は上がっても、地域社会はちっとも良くならない…
自然と農家の方の間には、人が自然に生かされていることを悟り、それを
受け入れた人との“互いに与え合う交流”のようなものが存在すべきです。
ところが最近は、そういう目に見えない文化、心豊かな生活が薄れてきているような気がします。
子供の頃、秋の収穫の時に近所の田んぼで作業している農家の
おじちゃんが、もみ殻に火をつけてその中で焼き芋を焼いてくれました。
今でもその焼き芋の美味しさが忘れられません!
現在では、もみ殻の野焼きは臭いのと煙のため禁止されている
ようで、もみ殻は産業廃棄物として廃棄されているそうな…
なんだかもったいない!?
もみ殻のくん炭は土に良いはずなのに!
「人と自然」「人と人」の間に、どんなごとにも“感謝の心”を持ち、あらゆる人々が
いつも平等に深い愛情を持ち、それを無償で示せる!を目指す社会でいんしょう
(田野)
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