宅建主任者講習

昨日、宅地建物取引主任者の法定講習を受講しました。

私の現在持っている取引主任者証の有効期限(５年間)が今年の９月２９日迄でしたので、
新しい主任者証の交付を受けるための受講です。

税法、建築基準法、都市計画法、宅建業法、民法、最近の住宅ローン事情…
特に法律・制度の改正点について、詳しく講習がありました。

不動産に関する税制などは特に、日頃からお客さまに様々なアドバイスをさせていただく立場から、
昨日の講習は頭の中を整理する上で非常に意義のあるものでした。

また、不動産取引に関わる最近の紛争事例の話などは、
実務上の留意事項として真剣に聞きながら頭に叩き込みました！

例えば、中古住宅の売買でその物件が人の生死に関わらず、過去に火災(たとえボヤでも)に
遭って焼損したという事実があれば、それを必ず買主に告げなければなりません。

値引きをすれば解決するというものではないのです

十分に調査をし、慎重のうえにも慎重に業務を遂行しなければ…

お客さまが誤解したり、契約内容等をよく理解しないまま意思決定することのないよう、
プロとして、信義をもって仕事をしていきたいと気持ちを新たにした一日でした。

(田野)