「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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文化庁が毎年行っている「国語に関する世論調査」の結果が先日発表されました。
その中に「潮時(しおどき)」を ①ちょうどいい時期、②物事の終わり~
のどちらの意味で使っているか!という設問があります。 元々の意味は、
①で、潮の満ち引きを見て、漁に出る頃合いを見計らったことから、
何かをするのに“ちょうどいい時期”を指して用いるようになったのです。
調査では、6割の人が①と回答しましたが、②を選んだ人も4割いたそうです。
新聞などでは、「今が潮時だと思った」なぁんて、政治家や
スポーツ選手の引退、交渉の終了などの時によく出てきます。
辞書などの例文に、「交代の潮時」や「潮時を見て引き揚げる」
などといった「終わり」を印象づけるものが載せられています。
なので、「物事の終わり」を表すという誤解が生まれたのかもしれませんね
でも本来は、「潮時を見て口火を切る」などのように、物事を
始めるのに「ちょうどいい時期」の意味でも使える言葉なのです。
さて、私は来月行われる『金沢検定』を受験することにしました
“今が潮時” 昨日から勉強を始めています
(田野)
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