「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
木視率(もくしりつ)の高い家にして(木視率については5月7日のブログをご参照下さい)、
より心地よく暮らすために重要なのは、無垢材をバランス良く採り入れるということです。
例えば、リビングなら床と天井、柱を見せるのなら柱に!
そして窓は、木製枠に!
(木には紫外線を吸収する性質があり、室内に目に優しい陽射しが差し込む)
縁側やウッドデッキも同様の効果が期待できます。
また、日常の食事やおもてなしの時に無垢のテーブルを使ったり、
キッチンの扉に無垢材を採り入れても、部屋全体に統一感が出ます。
さらに、洗面室やトイレにも、腰壁と床、造り付けの飾り棚をつけるのも良いでしょう!
さてここで、木を採り入れる時の注意点を一つ
それは、仕上げ方の確認をすることです
無垢材の表面にウレタン系の塗料を使用すると、木肌の上に皮膜を作ってしまい、
木肌本来の、環境に優しい、自然の“安らぎ”の質感が損なわれてしまうのです
ちょうど木をサランラップで覆って、その上から木肌を見るようことになってしまう
また、木が本来持っている調湿性がなくなってしまう
なので、塗装をする場合は、できるだけ浸透性塗料
(多少汚れや傷がついやすいですが)を選びましょう
あとあとのメンテナンスもとても簡単です
塗装は、美観を良くし、汚れなどから表面を保護するためのモノ
ですが、塗装をしないで昔ながらの米ヌカやオカラ、クルミオイル
などで磨いてお手入れする方法もお薦めです。。。
最後に、木の質を損なわないお手入れは、何年か経った時に
無垢材の色艶の深まりを楽しむことができ、そこに住む人の
安らぎ感や満足感をどんどん増してくれることでしょう
(田野)
PR
この記事にコメントする