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「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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未明の“なでしこジャパン”の試合観ちゃいました!カナダに快勝し、本当に良かった
彼女たち全員が「金メダル」という“夢”をしっかり共有化している姿が素晴らしいです。

ぜひ夢を叶えてもらいたい今朝はちょっと眠いですが、次の試合も皆なで応援しましょう

さて、最近時々、「壊れ窓」理論について考えさせられることがあります。

「壊れ窓」理論とは、犯罪心理学の観点から、軽い犯罪を徹底的に取り締まることで、
凶悪な犯罪を抑止できるという環境犯罪学の理論で、建物の窓が壊れているのを

長い間放置すると、それが“誰も関心を払わないんだ”というサインとなり、
やがて他の窓も全て壊されていくのだ」という考え方を言います。

ニューヨークの治安回復にこの理論が実践されたことはとても有名な話で、ご存知の方も
多いと思いますが、このことは、私たちの地域の組織運営でも存分に当てはまるようです

会社の床や街の道路や広場などにゴミが落ちていても、誰も拾おうとせずに長く放置すれば、
「あぁ、この会社(街)の人はそういうことを放置してもいいと思う人達なんだ」という価値観が

知らず知らずに伝染して、ゴミを拾おうとしないどころか、掃除が徹底されなくなったり、
環境面以外でもお互いにサポート、協力し合う姿勢が育たない組織になったりします

また例えば、約束の時間にいつま遅れてくる人が、何の一言のお詫びも、
注意もせずに許されている状態が長く続けば、時間に対するモラルが低下し、

組織自体の時間の遅れどころか、仕事全般の時間に対するマネジメント力の
低下や、組織に対しての愛着が育たない集団になる可能性もあるようです

一方で、小さなことを重箱の隅をつつくように取り締まりを続けるっていうのどうかと・・・
皆なの気持ちに余裕がなくなってしまい、窮屈な雰囲気になるので良くないとも思います。

ここでの問題は、モラルの低下が起こる環境や組織・仲間たちでは、

「成長のために楽しんでワクワク」して過ごすチームになれないこと、
「共通の“志・夢”を共有化」した強い組織になれないことです

「気持ち良く、気分良く過ごせる」組織にしたいという気持ちを前提に、「壊れ窓」理論を
私たちの身近な組織・チームに置き換えてみることは、意味のあることだと思います

無意識にモラルハザードが起こることを、しっかり気をつけていきたいものです


(田野)

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