「THE HOUSE 金澤」のスタッフ日記&現場レポート
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今朝、世紀のホンモノ天体ショー“金環日食”をご覧になったでしょうか? 気は早いですが、
23年後に能登で観られる“中心食”、29年後に金沢で観られる“金環日食”今から楽しみです。
さて、ホンモノの木とは、100%木の素材・無垢材のことです。
無垢材は、森の木を切り、板状に製材し、十分乾燥させた木の素材のこと
森から切り出してから無垢材になるまでに、約半年から1年かかります。
切り出したばかりの木は、内部にたっぷりと水を含んでいるので、その水分が
抜けてちょうど良い具合に乾くまで、じーっくり乾燥させなければなりません。
しっかり乾燥していないと家や家具を作った後、木が狂ってしまいますから
無垢材は、用途に合わせて十分に乾燥していることがとても大切なのです。
また、無垢材は、とても丈夫で耐久性に優れた素材です
築100年の古民家に手を加えて暮らす『古民家再生』や、古い柱や梁を新築や
リフォームに採り入れる古材の活用をみても、木の耐久性能の良さがわかります。
木の種類によっては、経年と共に強度が強まるとも言われているくらいです
ずっと昔から身近にあった木の素材…生活の道具や家の
材料として私たちの暮らしの中に当たり前に存在していました。
ただ、いつの頃からか木の素材は、生活の中から少しずつ姿を消していきます。
手を使った仕事が減り、手間をいとわずモノを慈しむ気持ちが薄れかけてきた…
いつの間にか忘れかけていた“モノを慈しむ心”
手入れをしたり、掃除をしたり、生活そのものを楽しむ、手間を惜しまず時間を楽しむ心。。。
ホンモノの木は、そんな“モノを慈しむ心”を再認識させてくれる素材のように思います
(田野)
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